イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

いきなり、口の中に人差し指と親指が入れられて、

「…口、広げてやるから、舌出せ…」

言われて、

舌の先を伸ばした。

指を突っ込んだままで、その舌に吸い付いてきて、

「…俺のにも、同じようにしてみろ」

彼の口から覗く舌に、されたように唇で触れた。

「……もっと、強く。……そんな弱くなく…強くだ……」

唇で挟むようにすると、

「…ん、そうだ…」

指が抜かれて、

「……いい…」

囁いて、抜いた指の先を口に咥える。

「もっと…俺を楽しませて、その気にさせてみろよ…」

フッと小さく笑って、濡れた指を私の唇になぞるように這わせた……。




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