イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

「こうやって、抱いてるだけでも感じてくる……」

「……感じるの?」

「ああ…」と、彼が頷く。

「……匂いとか、抱き心地とか、それだけでも……おまえに欲情しそうで……」

抱いたままで、ベッドに倒れ込んで、うなじにキスをして、

「……どこにも行くなよ…ミィ。俺と、ずっといっしょにいろ…」

後ろ向きに抱かれて顔が持たれ、唇を「…っむ」と食べるように挟み込む。

「……キスしながら、寝ようぜ…」

身体が返されて、柔らかく唇が重ねられる。

「……こうやって眠るのも、いいだろ……」

唇を付けたままで喋るのに、

「……ん」とだけ、頷く。

本当は照れくさいけど、でも、彼が私を感じてくれてるのなら、ただそうされてたかった……。



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