イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

考えてると、いくらでも気持ちは込み上げてきて、胸が苦しくもなってきてしまう。

こんな思いを抱えたままで、彼の部屋に居られなくもなって、外へ出た。

だけど、出たところで行くところはどこにもなくて、最初に彼と会った公園に戻ってきてしまった。

行くあてもない自分が情けなくて、涙が出そうになる。


「……レオン…ねぇ……私のこと、嫌いなの……」


そう聞きたいのに、本当は、「私のこと、好きなの?」って、聞きたいのに……。

答えてほしいのに、レオンに……。

涙が溢れて、止まらなくなる。




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