イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係
「キスの邪魔すんなら、俺が、おまえにキスしてやろうか?」
勝ったとばかりに、ふんと笑い返すレオンに、
「……キスぐらい、もうしてるだろうが」
シアンが口にして、
「…え? ウソだろ…」
と、レオンが口を押さえる。
「…んだよ? 覚えてないのか? おまえが酔い潰れた時に、口移しで水飲ませてんじゃん」
「…は? マジかよ…それ…」
レオンが本気で知らなかったみたいで、驚きに目を見開く。