水色
放課後。
「晃くん、ちょっといいかな?」
「いいよ~」
昼休み中にあつさと話し合って拓海にも言っておいた。
拓海は、ちゃんと言ってこいよ!待ってるから。って言われた。
私たちは、屋上に来た。
「なっちゃん、あの返事でしょ?もう分かってるからいいよ。」
「あ、ごめんね。もしかしたら晃くんを利用してたかもしれない。こんな私最低だよね?本当ごめんなさい。でも、私を好きになってくれてありがとう。」
「ううん、俺こそはっきり言ってくれてありがとう。なっちゃんが幸せにならなかったら俺が拓海ってやつから奪ってやるから。」