水色

「そういえばそろそろ文化祭だね~」

「そうだな!」

「今年はいなくならないでね?」

「あー。絶対いなくなんかなんねー。」

そういいながら拓海はギュッと私の手を強く握ってくれた。

「いなくなったら別れてやるー!」

私は笑いながら言ったのに

「それ冗談でもやめろ。」

って落ち込むから

「嘘!絶対別れるはずないっ」

「俺もだ。」

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