水色


どうしたんだろう、うち。
こんなことなったことないからわかんないよ。

「おい!ご飯食いにいくぞ。」

「あっうん。」

話しかけてきたのは拓海だった。
やばいよ。何でこんなにドキドキすんの。
心臓壊れちゃいそうだよ。


これが、恋なんだ。


恋は、してきたって思ってた。

でも、こんなにドキドキして相手を意識するのは初めてだった。

きっと今までのは恋じゃなくてただの恋愛だったんだ。

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