1年B組のヴァンパイア君に恋をした。
第6章:コタエアワセ。
「やっと、見つけた」

私の声は震えていた。



だって、やっと会えたんだよ。


ずっと会えなくて恋しくて…



…だから……



「か、香登…先輩…?どうしたんです…?」

彼、彩静羽は相変わらずの無愛想だった


だけど今は気にしてる暇はなかった



「…はぁ…なんで…

なんで、何も言わなかったの…?」

私は息を切らしながら問う



「……」

答える気配を感じない。

私が現れた事に動揺しているみたいだった。
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