1年B組のヴァンパイア君に恋をした。
「俺も、です…」

彼は顔を赤くしてそっぽ向きながら言った



「そ、そんなに見られると、恥ずかしいんで

もう、見つめないでください…」



「本当に、可愛すぎる」




「ん?今、『可愛すぎる』って言った?」

ボソッと呟いた言葉を聞き逃さなかった



「言って、ません。」



「嘘つくの下手だね」



「…先輩が悪い。」

私の頭を撫でながら言う彼の顔は

今までにないくらい笑顔だった
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