きゅんらぶ・あそーと
3/10*いつか俺より美味しく作って【@WD】
【幼馴染*WD2017【お題】*家庭科室*プロポーズ】
●ヒロ's
「ホワイトデー、何がいい?」
「ヒロの手作りマフィン!」
手際よく作ってる俺を眺めてた亜紀だったけど調理台に顎を乗せて頬を膨らませ始めた。
またいつもの拗ね癖発動…
「今度は何ですか」
「何で3つも作ってるんですか」
「あぁ、亜紀のおばちゃんとお姉ちゃんにも貰ったからな」
「私より料理上手で更におモテになりますこと」
そっぽ向いてしまった。
「ほら、出来たぞ。亜紀に一番に選ばせてやるから」
「じゃ、コレ」
「よく噛んで食べろよ」
「また子供扱い」
膨らませたほっぺでもぐもぐ頬張ってる。
カチッ
「痛ぁ!ヒロ、何か入ってるよ!」
亜紀が口の中から銀色のソレを取り出す。
「指輪?」
「お嫁に貰ってやるって約束したじゃん」
「私がコレ選ばなかったらどうしてたのよ」
「亜紀は昔から一番大きいの選ぶから」
指輪をはめてやると「もぉ!」と口では拗ねながら顔を綻ばせた。
●ヒロ's
「ホワイトデー、何がいい?」
「ヒロの手作りマフィン!」
手際よく作ってる俺を眺めてた亜紀だったけど調理台に顎を乗せて頬を膨らませ始めた。
またいつもの拗ね癖発動…
「今度は何ですか」
「何で3つも作ってるんですか」
「あぁ、亜紀のおばちゃんとお姉ちゃんにも貰ったからな」
「私より料理上手で更におモテになりますこと」
そっぽ向いてしまった。
「ほら、出来たぞ。亜紀に一番に選ばせてやるから」
「じゃ、コレ」
「よく噛んで食べろよ」
「また子供扱い」
膨らませたほっぺでもぐもぐ頬張ってる。
カチッ
「痛ぁ!ヒロ、何か入ってるよ!」
亜紀が口の中から銀色のソレを取り出す。
「指輪?」
「お嫁に貰ってやるって約束したじゃん」
「私がコレ選ばなかったらどうしてたのよ」
「亜紀は昔から一番大きいの選ぶから」
指輪をはめてやると「もぉ!」と口では拗ねながら顔を綻ばせた。