きゅんらぶ・あそーと
2/23*私が髪を切った理由
【幼馴染*登校中*通学路*髪クシャ】
「メイ、どしたの?その帽子」
「今日寒いからっ」
「ふぅん?」
幼馴染のナオと並んで歩く。
「でさ…メイ、聞いてる?」
「あ、えっと…」
被っているニット帽を両手でぎゅっと握りしめてると。
ナオが怪訝そうな目で私を見てる。
「何よ…」
「あっ、UFO!」
「え!?」
「ばぁか」
目を逸らした隙にニット帽を奪われた。
長い私の髪がサラリと…
…落ちる事はなかった。
「は!?何でそんな短く切ってんの!?」
ナオが私のショートヘアを見て驚く。
「だってナオ、昨日男子と『髪短い子が好き』って言ってた…」
「あれは雑誌に載ってたアイドルの中でならって話!」
ナオが溜息をつく。
「俺、メイの長い髪好きだったのに」
「また伸ばすから嫌いにならないで…」
泣きそうな声で言ったら。
「バカだな、どんなメイでも大好きに決まってんじゃん」
笑いながら、私の短い髪をクシャっと撫でてくれた。
「メイ、どしたの?その帽子」
「今日寒いからっ」
「ふぅん?」
幼馴染のナオと並んで歩く。
「でさ…メイ、聞いてる?」
「あ、えっと…」
被っているニット帽を両手でぎゅっと握りしめてると。
ナオが怪訝そうな目で私を見てる。
「何よ…」
「あっ、UFO!」
「え!?」
「ばぁか」
目を逸らした隙にニット帽を奪われた。
長い私の髪がサラリと…
…落ちる事はなかった。
「は!?何でそんな短く切ってんの!?」
ナオが私のショートヘアを見て驚く。
「だってナオ、昨日男子と『髪短い子が好き』って言ってた…」
「あれは雑誌に載ってたアイドルの中でならって話!」
ナオが溜息をつく。
「俺、メイの長い髪好きだったのに」
「また伸ばすから嫌いにならないで…」
泣きそうな声で言ったら。
「バカだな、どんなメイでも大好きに決まってんじゃん」
笑いながら、私の短い髪をクシャっと撫でてくれた。