きゅんらぶ・あそーと
8/7*真夏の静けさで狂う理性【夏休み】
【後輩*夏休み*音楽室*髪クシャ】
真夏は、何故だろう
太陽の光は煩い位眩しいのに
からりと晴れた青空はとても静かに感じる
__静か過ぎて耳鳴りがする程に
「蝉の声。夏って感じだね」
先輩が窓の枠に寄りかかって外を眺めている。
さっきまでこの音楽室には先輩の奏でるピアノの音が緩やかに流れていた。
夏休み。
他の部活動もまばらで静けさは加速している。
「ほんと暑いなぁ」
胸元のボタンを1つ外しパタパタとブラウスで扇ぐ。
首筋に垂れた汗をピアノを弾くように白い指先で拭う。
「先輩…」
「ん、なぁに?」
顔だけこちらへと振り向ける。
「それじゃダメなんだよ…」
「え?」
汗でしっとり濡れたブラウス。
透けて見える下着が暑さも相まって変に欲情を煽る。
「何でもないです…」
「ふふ、変なの」
先輩は窓の外へ視線を戻した。
ごくりと喉元が鳴る。
俺は髪をクシャっと一握りした。
__夏の静けさで理性も狂いそうだ
真夏は、何故だろう
太陽の光は煩い位眩しいのに
からりと晴れた青空はとても静かに感じる
__静か過ぎて耳鳴りがする程に
「蝉の声。夏って感じだね」
先輩が窓の枠に寄りかかって外を眺めている。
さっきまでこの音楽室には先輩の奏でるピアノの音が緩やかに流れていた。
夏休み。
他の部活動もまばらで静けさは加速している。
「ほんと暑いなぁ」
胸元のボタンを1つ外しパタパタとブラウスで扇ぐ。
首筋に垂れた汗をピアノを弾くように白い指先で拭う。
「先輩…」
「ん、なぁに?」
顔だけこちらへと振り向ける。
「それじゃダメなんだよ…」
「え?」
汗でしっとり濡れたブラウス。
透けて見える下着が暑さも相まって変に欲情を煽る。
「何でもないです…」
「ふふ、変なの」
先輩は窓の外へ視線を戻した。
ごくりと喉元が鳴る。
俺は髪をクシャっと一握りした。
__夏の静けさで理性も狂いそうだ