きゅんらぶ・あそーと
4/3*真っ暗闇で心臓バクバク
【先生*部活中*美術室(夜)*ハグ】
美術室は校舎の一番端。
ただでさえ薄暗いのに今日は台風が近付いてて一段と暗い。
「今日は切り上げるか」
顧問の先生が言う。
「はぁい」
キャンバスを片付けようとした時。
ピシャッゴロゴロ
「きゃぁ!?」
雷の音と共に停電が起きて真っ暗。
「大丈夫か?」
「は、はい…きゃっ!」
ガタッ
ドサッ
「いたぁ…」
どうやらキャンバスに足を引っ掛けたらしく倒れ込んでしまった。
立ち上がろうとすると…
「ほら、危ないから動くな」
先生の声がする。
しかも私の下から…
「せ、先生!?」
「あー、だから動くなって」
まさか先生を押し倒してしまってたなんて!
慌てて離れようとするとグイっと下から抱き込まれた。
「心臓バクバクしてる。怖いんだろ?こうしててやるから」
ぎゅっと先生の体と私の体がくっつく。
その胸に顔をうずめる。
暗くて良かった。
心臓バクバクの理由なんて決まってるよ…。
美術室は校舎の一番端。
ただでさえ薄暗いのに今日は台風が近付いてて一段と暗い。
「今日は切り上げるか」
顧問の先生が言う。
「はぁい」
キャンバスを片付けようとした時。
ピシャッゴロゴロ
「きゃぁ!?」
雷の音と共に停電が起きて真っ暗。
「大丈夫か?」
「は、はい…きゃっ!」
ガタッ
ドサッ
「いたぁ…」
どうやらキャンバスに足を引っ掛けたらしく倒れ込んでしまった。
立ち上がろうとすると…
「ほら、危ないから動くな」
先生の声がする。
しかも私の下から…
「せ、先生!?」
「あー、だから動くなって」
まさか先生を押し倒してしまってたなんて!
慌てて離れようとするとグイっと下から抱き込まれた。
「心臓バクバクしてる。怖いんだろ?こうしててやるから」
ぎゅっと先生の体と私の体がくっつく。
その胸に顔をうずめる。
暗くて良かった。
心臓バクバクの理由なんて決まってるよ…。