きゅんらぶ・あそーと
2/11*素直になりたいバレンタインデー【@VD】
【同級生*VD2017【お題】*下駄箱(夜)*壁ドン】
女の子はドキドキ
男の子はソワソワ
だけど例外はいるもので。
隣の席の北条君はいつも通り。
だから私もさりげなく渡す作戦。
「北条君、チョコあげる」
「バレンタインなんて興味ないです」
やっぱりね。
「強がっちゃって~」
「強がってないです」
「ほらほら、いらないの?」
「いらないって!」
北条君はハッとして、教室を飛び出して行った。
あんなに大声出す北条君、初めて。
本当に嫌なんだ…
「素直に渡せなくてごめんね」
彼の下駄箱にチョコを入れて帰ろうとしたら。
ドンっ
「きゃっ」
「あのっ!」
息を切らした北条君に迫られる。
「さっきはすみません…」
「あ、私も…」
「本当は嬉しかったのに、義理なんて嫌だなって…」
「え?」
「でもやっぱり、義理でも欲しかったです…」
私は彼の下駄箱を指差した。
「本命なら、ココだよ」
「え…?」
彼の悲しそうな顔が真っ赤に変わってく…
女の子はドキドキ
男の子はソワソワ
だけど例外はいるもので。
隣の席の北条君はいつも通り。
だから私もさりげなく渡す作戦。
「北条君、チョコあげる」
「バレンタインなんて興味ないです」
やっぱりね。
「強がっちゃって~」
「強がってないです」
「ほらほら、いらないの?」
「いらないって!」
北条君はハッとして、教室を飛び出して行った。
あんなに大声出す北条君、初めて。
本当に嫌なんだ…
「素直に渡せなくてごめんね」
彼の下駄箱にチョコを入れて帰ろうとしたら。
ドンっ
「きゃっ」
「あのっ!」
息を切らした北条君に迫られる。
「さっきはすみません…」
「あ、私も…」
「本当は嬉しかったのに、義理なんて嫌だなって…」
「え?」
「でもやっぱり、義理でも欲しかったです…」
私は彼の下駄箱を指差した。
「本命なら、ココだよ」
「え…?」
彼の悲しそうな顔が真っ赤に変わってく…