きゅんらぶ・あそーと
3/24*最後までブスって言うアイツ【卒業式シリーズ】
【同級生*卒業式*教室(夜)*髪クシャ】
卒業式も終わって静まり返った夜の教室。
「悠馬…」
彼の机にそっと頬を寄せる。
ずっとずっと好きだった。
でも口を開けば喧嘩ばっかりで想いを伝えられずに。
「千春?」
ふいに教室に響く私の名前を呼ぶ声。
「悠馬!?帰ったんじゃなかったの?」
慌てて彼の机から離れる。
「ん、ちょっと忘れ物。お前こそ俺の机で何してんの?」
「えっと…」
見られた?
恥ずかしい。
そうじゃない。
好きって言わなきゃ。
もう会えないの?
寂しいよ…
「千春、もしかして泣いてる?」
「泣いてないっ」
グイっと私の顔を持ち上げる悠馬。
「ほら泣いてるじゃん。ブス」
「うるさい!」
最後までこんな喧嘩…
「千春が泣いてるような気がして戻って来た」
「何それバカ!…あぁもう本当は大好き!」
悠馬が嬉しそうな顔で私の髪をグシャグシャにする。
「何すんのよ!」
「ブス。でも可愛い。俺も大好き」
卒業式も終わって静まり返った夜の教室。
「悠馬…」
彼の机にそっと頬を寄せる。
ずっとずっと好きだった。
でも口を開けば喧嘩ばっかりで想いを伝えられずに。
「千春?」
ふいに教室に響く私の名前を呼ぶ声。
「悠馬!?帰ったんじゃなかったの?」
慌てて彼の机から離れる。
「ん、ちょっと忘れ物。お前こそ俺の机で何してんの?」
「えっと…」
見られた?
恥ずかしい。
そうじゃない。
好きって言わなきゃ。
もう会えないの?
寂しいよ…
「千春、もしかして泣いてる?」
「泣いてないっ」
グイっと私の顔を持ち上げる悠馬。
「ほら泣いてるじゃん。ブス」
「うるさい!」
最後までこんな喧嘩…
「千春が泣いてるような気がして戻って来た」
「何それバカ!…あぁもう本当は大好き!」
悠馬が嬉しそうな顔で私の髪をグシャグシャにする。
「何すんのよ!」
「ブス。でも可愛い。俺も大好き」