きゅんらぶ・あそーと
6/15*送り狼は次回に持ち越し? ~side:桐人【夕暮れシリーズ】
【同級生*夕暮れ*屋上(夜)*サプライズ】
after story ~side:桐人
「夏実、帰ろ」
「うんっ」
付き合い始めて3ヶ月。
俺の部活が忙しくてなかなか一緒に帰れない。
「ふふっ」
「どうしたの?」
「桐人君と一緒に帰れて嬉しい」
やっぱ寂しい想いをさせてるんだな。
「今日も手…繋いでいい?」
いいに決まってるのに。
ていうか、俺だって繋ぎたいよ。
顔を赤らめて可愛いなぁ、もう…
駅に近付くと夏実が足を止めた。
「もっと一緒にいたいな…」
夏実の初めてのワガママに胸がギュっとなる。
「前に送り狼になっちゃうって言っただろ。どうなっても知らないからな」
「桐人君?」
繋いでる手に力を込めて近くのビルに入り、階段を駆け上る。
屋上のドアを開けて、夏実を後ろから思いっきり抱きしめた。
「やっぱ怖いよっ」
「目開けて。上、見て」
「星、綺麗…」
「夏実に見せたかったんだ」
-今は夏実のその笑顔だけで満足
after story ~side:桐人
「夏実、帰ろ」
「うんっ」
付き合い始めて3ヶ月。
俺の部活が忙しくてなかなか一緒に帰れない。
「ふふっ」
「どうしたの?」
「桐人君と一緒に帰れて嬉しい」
やっぱ寂しい想いをさせてるんだな。
「今日も手…繋いでいい?」
いいに決まってるのに。
ていうか、俺だって繋ぎたいよ。
顔を赤らめて可愛いなぁ、もう…
駅に近付くと夏実が足を止めた。
「もっと一緒にいたいな…」
夏実の初めてのワガママに胸がギュっとなる。
「前に送り狼になっちゃうって言っただろ。どうなっても知らないからな」
「桐人君?」
繋いでる手に力を込めて近くのビルに入り、階段を駆け上る。
屋上のドアを開けて、夏実を後ろから思いっきり抱きしめた。
「やっぱ怖いよっ」
「目開けて。上、見て」
「星、綺麗…」
「夏実に見せたかったんだ」
-今は夏実のその笑顔だけで満足