君と恋がしたい短編集

「あー、今年はまだゼロなんだよな」








「へっ!?」









それってどういうこと?









裕翔は毎年あんなにたくさんのチョコをもらってたのに!










びっくりして固まる私を見て、裕翔はニヤリと笑った。









そして、私の肩に手を置いてほんの一瞬だけ私の唇に触れた。









何が起こったのかよくわからなくて、固まってしまう。




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