『*ソラアイ*』
1*夢
…―暗闇の中で、声が聞こえた―…
“…はね…”
―何。うるさいなぁ。
“み…はね…。”
もぅ、死ぬんだからほうっておいてよ―
「美羽!!」
ばこっ!
「いったぁっ!!!」
激痛とともに起き上がる。
「お前、いつまで寝てるんだよ」
叩かれた頭がズキズキ痛い。って、あれ。。?
『はっ隼人?!』
「??どうした?」
丸めた教科書で、自分の肩をポンポン叩きながら隼人は不思議な顔で私を見つめる。
『いっ生きてる。』
「生きてちゃ、悪いのか!!」
バンと机をたたき、身を乗り出す隼人。“机”って、あれ??教室??
周りをみれば、いつもの教室。ショートルームも終わってるみたいで、みんな帰る準備をしている。
そうだ。私、山本(英語)の授業で、だるくて寝ちゃったんだ。
て事は
『夢かぁ。』
机に、ぐったりとうなだれる私。安堵感と脱力感で体に力が入らない。
「何だ?!どうした?」
意味がわからず、隼人は目をまるくしてる。
そりゃそうだ。私の夢だし。隼人が知るわけない。
“…はね…”
―何。うるさいなぁ。
“み…はね…。”
もぅ、死ぬんだからほうっておいてよ―
「美羽!!」
ばこっ!
「いったぁっ!!!」
激痛とともに起き上がる。
「お前、いつまで寝てるんだよ」
叩かれた頭がズキズキ痛い。って、あれ。。?
『はっ隼人?!』
「??どうした?」
丸めた教科書で、自分の肩をポンポン叩きながら隼人は不思議な顔で私を見つめる。
『いっ生きてる。』
「生きてちゃ、悪いのか!!」
バンと机をたたき、身を乗り出す隼人。“机”って、あれ??教室??
周りをみれば、いつもの教室。ショートルームも終わってるみたいで、みんな帰る準備をしている。
そうだ。私、山本(英語)の授業で、だるくて寝ちゃったんだ。
て事は
『夢かぁ。』
机に、ぐったりとうなだれる私。安堵感と脱力感で体に力が入らない。
「何だ?!どうした?」
意味がわからず、隼人は目をまるくしてる。
そりゃそうだ。私の夢だし。隼人が知るわけない。