『*ソラアイ*』
6*胸騒ぎ
朝、目が覚めると、頬に涙の乾いた後。


あぁ、私泣いてたんだ。
そっと涙の後を手で触った。

夢をみた。
誰かに手をのばしてる私。
“置いていかないで”と、ひたすらその人を追い掛けた。
…―でも、届かない。

どんなに、走っても。
 
   どんなに叫んでも。
どんなに。。

どんなに手をのばしても。決してその人には、届かない。


頑張って、頑張って、後少しで届くと言うところで、その人は、灰になって消えてしまった。

私は、その灰を抱き締める。だけど、手の隙間からこぼれ落ちて、風とともに流れていく。

その人の名前を呼んだところで目が覚めた。


凄く悲しい夢。。
私は、誰を追い掛けてた?誰の名前を呼んでたの?


起きた時には、まったく思い出せなくなってた。


『病んでるのかなぁ。私』今日も学校。
鏡で目が腫れてないか、チェックし、行く準備をする為にベットをでた。

なんだろ。
なんか嫌な予感がする。。
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