『*ソラアイ*』
「なっ!!どしたっ!!なんでびしょ濡れなんだよ。」

隼人は、びっくりして、あたふたしてる。

でも、私はそんなのお構いなしに、ただ黙って抱きついた。


暖かい―…。

暖かい隼人の温もり。


よかった。私ここにいる。
ちゃんと、隼人は‘私’をわかってくれた。


私は独りじゃない―…。


不安感が少しづつ消えていった。



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