『*ソラアイ*』
『…はっや…と?』


「そうと決れば、遊園地行かね?美羽ずっと行きたがってたじやん。平日だし。空いてんじゃん?」


すぐさま、にかっと笑って遊園地の券を私に見せ付ける。


一瞬びっくりして、目を見開いた。けど…。


こいつ初めから、私を誘ってさぼる気だったな?


呆れ顔の私に、隼人が口を尖らせる。

「なんだよ。行かないのかよ!」


なんか、まるで駄々をこねる子供みたい。
なんか、可笑しい。

『クスっ。行くよ。行かせて頂きますV』

「んじゃ、着替えて出発だな。」

『うん!』

私達は、一度家に帰って私服に着替え遊園地に向かった。
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