[短編]あまいこい
「…好きだ」
潤んだ瞳であたしを見る。
「…あたしも」
「あたしもなに?」
怜くんが意地悪な笑みでみる。
「好きっ!」
そういうと抱きしめる力が強くなる。
「これ食べていい?」
チョコレートの入った紙袋を指す。
「…ん」
あたしの言葉に紙袋からチョコを出す。
「んまそ」
怜くんの嬉しそうな顔。
こんな顔を見たかった。
夢に見ていた瞬間。
現実になるなんて。
思ってもいなかった。
潤んだ瞳であたしを見る。
「…あたしも」
「あたしもなに?」
怜くんが意地悪な笑みでみる。
「好きっ!」
そういうと抱きしめる力が強くなる。
「これ食べていい?」
チョコレートの入った紙袋を指す。
「…ん」
あたしの言葉に紙袋からチョコを出す。
「んまそ」
怜くんの嬉しそうな顔。
こんな顔を見たかった。
夢に見ていた瞬間。
現実になるなんて。
思ってもいなかった。