お菓子なカップルバカップル!


「おー、あったあった」


個包装されているミニドーナツを大きな皿に出して、インスタントコーヒーを用意する


お盆にそれらとミルクと大量の角砂糖が入った容器を置き、優斗の前のソファに腰掛けた


「さぁって…」

「…甘そうな、やつだったから?」


おやつ泥棒…と言っても自主的にあげた形だが、の容姿を思い出しながらつぶやくと優斗に笑われた


「あれ、竜ってもしかして好みの子も甘い子なの?」

「……」


その問を無視して甘くなったコーヒーを啜る

別に、肯定している仕草な訳ではない
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