お菓子なカップルバカップル!


「まぁまぁそう言わずにさ」


そう苦笑した先生は続ける


「なんで呼ばれたかは分かってるよなぁ?」

「次回からはちゃんと集中します…」


時計をちらりと盗み見る

パフェ、残ってるかなぁ…


「そう言いながらパフェの事を考えるんじゃない」

「ぅえっ!?」


ば、ばれてる…?

はぁ、と溜息をつきながら先生は私をじっとりとした目で見つめた


うぅ…
居心地悪いなぁ…


「パフェの事を考えるのは分かるがちゃんと集中しろよー?
よしじゃあ行ってこい」


しょうがないな、なんていう雰囲気を出しながら笑う


今から行ったらもしかするとパフェも残っているかもしれない

わわわ、急がないと!!


「先生ありがとう!
パフェ諦めるしかないと思ってたのに!」


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