[完]愛を君と
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数10分経った頃、蒼生が口を開いた。
「……俺はさ…ほんと、ずっと美愛が好きで……離れてても他の子なんて見えてなかった。」
「だからさ、……俺は美愛の何を知っても、ずっと好きだよ。美愛の事を知れたことが、嬉しくもある。ほんと…っ好きすぎてどうしたらいいか分かんない」
本当は奏空以外の誰かに知られることが
話すことが、怖かったんだ。
だから、蒼生にそう言われて安心した……