[完]愛を君と


すると……


「はい、俺やります先生。」


「あら、椎名くん!ありがとう!じゃあ、相手はどうする?」


先生がそう言うと、クラスと女子どもは打って変わって


「えぇ!椎名くんやるなら私やる〜!」

「何言ってんの?!私よ?!」


とまあ、以下省略……。


人気はすごいのよ



「俺決めていいですか?先生」


「あーはいはい、どうせ一緒にやるのは椎名くんだもの。お好きにどうぞ?」



「なら一人しかいないや。」


そう言って私の机まで来て、


「よろしくね?田浦美愛さん?」


机をトンと指で叩いて、さん、なーんて気持ち悪い!


「な!ちょっ!先生待って?!それなら私にもやるやらない決める権利はありますよね?」


「田浦さんね、りょーかーい」



はいー。私の意見丸無視ですかーせんせー?



「よろしくね?椎名くん、田浦さん」


「もちろんです」


「…」



そして、予想通り女子の目線!女子のみなさーん……痛いよ〜……?

< 23 / 170 >

この作品をシェア

pagetop