[完]愛を君と
すると……
「はい、俺やります先生。」
「あら、椎名くん!ありがとう!じゃあ、相手はどうする?」
先生がそう言うと、クラスと女子どもは打って変わって
「えぇ!椎名くんやるなら私やる〜!」
「何言ってんの?!私よ?!」
とまあ、以下省略……。
人気はすごいのよ
「俺決めていいですか?先生」
「あーはいはい、どうせ一緒にやるのは椎名くんだもの。お好きにどうぞ?」
「なら一人しかいないや。」
そう言って私の机まで来て、
「よろしくね?田浦美愛さん?」
机をトンと指で叩いて、さん、なーんて気持ち悪い!
「な!ちょっ!先生待って?!それなら私にもやるやらない決める権利はありますよね?」
「田浦さんね、りょーかーい」
はいー。私の意見丸無視ですかーせんせー?
「よろしくね?椎名くん、田浦さん」
「もちろんです」
「…」
そして、予想通り女子の目線!女子のみなさーん……痛いよ〜……?