[完]愛を君と


「ええ、少し厄介な捻挫だけど、大丈夫よ」


「……美愛は教えてくれないと思うので聞いてもいいですか?」



やだ……やだ蒼生聞かないで


「美愛の脚の傷、明らかに昔に出来たような感じでした。」



やめて……蒼生



「一体何があったんですか?」


「あおっ…「何も無いわよ?脚の傷はね、昔やんちゃしてたから、遊具から落ちて怪我したものなの。だから、心配しなくていいからね」



かなりビックリして思わず弥南海さんの顔を見た



伝わったのか、軽く微笑んだ



「なら、いいんです。ありがとうございました」



「気をつけて」


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