[完]愛を君と


「美愛!トイレ行こっ!」



鈴音が連れ出してくれた……




「美愛、もう泣いていいよ」


「……っ……ううっ……」



できる限り声を出さないようにした



鈴音はずっと背中をポンポンってしてくれて、



涙がおさまる頃には、授業が終わっていた








この日から



私と奏空、そして蒼生の“カタチ”が変わってしまった_______________





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