三人のイケメンパパと、小さな月姫



「警察!!警察に連絡…!!」


「今更遅いよ? 岡田クン」


「嬉しそうな顔してんなよハルト!!!
こういう場合、どうしたらいい?!
家の前に置いてあったって
説明すれば、分かって貰えないのか?!

あ〜…もう俺のアホ!!
ごめん、マジでごめん…!!」




目の前…真っ暗
なんだよこれ…


パパ疑惑が晴れたとたん
今度は誘拐の疑いがかかるのか?!


『…実行犯、岡田淳
潜伏先は 都内某所の高級マンション
共犯、真木空哉宅にて』みたいな…


「バカヤロウ笑わせんな!!
警察には、オレが連絡してあるぞ」


「――… へ… 」




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