三人のイケメンパパと、小さな月姫



慌てて外を向く

真木が見つめる先には ――




「…ど、どの子よ?!」


「一人で歩いてる、セミロング」


「いっぱいいるべな!!」


「あのコだよ!目の大きい!」


「そういう指定が声かける時に
一番困るんだよ!!」




捜しているうちに、どんどん生徒達は
校門の中に吸い込まれて行く




「… "Roco"の 紺セーター」


―― !!


「…わかった!ハルト、サンキュ!」




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