三人のイケメンパパと、小さな月姫




「――― ここか」


長い外壁と
それに続く、坂道をのぼる


少し高台
学校からは、目と鼻の先で
確かに通うには、便利そうな立地


彼が住んでいるという、その寮は
胸の動悸がおさまる前に
呆気ない程、カンタンに見つかった





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