三人のイケメンパパと、小さな月姫



「協力してくれた
屈強な兵士たちに差し入れ
ちょうど腹減る時間だろ?」


「うは、すげ〜量!」


真木が彼氏に渡したのは
さっきまで居たスタンドの
コーヒーショップの袋




「…真木さん、岡田さん
マジで… ありがとうございました」


「こっからは、二人でガンバレ」


「はい…」

「はい」


「んだよ!もっと元気に返事!!」


「は、はい!!」

「はいっ…!」




「では、帰りマショー」


「あのっ…!
やっぱり聞いていいっすか?!」


「―― 何だ?」


「二人とも、誰なんすか?
やっぱりスゲー、それ気になるんで…」





< 160 / 203 >

この作品をシェア

pagetop