三人のイケメンパパと、小さな月姫



「―― なんだ、まだ寝てねえのか」


ギターを抱えたまま
入って来たのは真木


「…ゴメン
少し、外いって来るわ」


「タバコならベランダで吸うか
キッチンに、空気清浄機あるぞ」


「じゃなくて…赤ん坊連れてさ」


「バカヤロウ
今日、結構外寒いぞ

少し、茶でも飲んで来いよ
誰が見てても泣くなら
オレが見てても構わねえだろ?」


「――… 悪い」


ちょっと、マジにきつくて
真木の言葉に、甘える事にした




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