三人のイケメンパパと、小さな月姫
夕食が 始まって
真木とハルトは
普通に会話、してるけど
俺はなんとなく 無言
何か考えてるようで
何も考えてない
ぼーっとしていたら
可愛い笑い声が聞こえて
そっちに視線を移した
月姫が、ハルトに抱っこされて
…テレビ、見てるのかな
気に入る番組
あまり興味がない番組があるみたいで
ハルトも頻繁にリモコンで
チャンネルを変えてる
食事が終わった後
すぐに横になってた真木が
いつの間にか寝ていて ―――
「岡田、片して来るから」
食べ終わった食器を重ねながら
ハルトが月姫を 俺に渡して来た
「…あ
今日は、俺が片付けるよ
安心して寝てるし…
ハルトが 見ててやって」
「そ?なら、お願いします」
「うん」