三人のイケメンパパと、小さな月姫



「後は、企業秘密 ――
さあ、どいてくれる?

留守にするから
その断りに来ただけ
何かあったら、連絡して」


「ハルト!!」


「なに?」


「これ、すごく大変な事だべな!!
…変に騒いで
もし、もし女の子が
いろいろと隠してるんだったら

バレたら…学校さ、行けなくなるぞ?!」


「そんな事俺に、何の関係があるの?」




「――… ハルト…」




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