俺の彼女~バレンタイン~
「翼?お待たせ」
「おう、じゃ、兄貴と塩坂先輩、またね」
「おう」
「ばいばい~!七海、お幸せに♪」
「うるさいっ!」
そんな風に照れた顔も可愛いんだよなー俺の彼女は。
そう思いながら七海を見ていると。
「なに??」
冷たい目を向けられた。
おいおい、それが仮にも彼氏である俺に向ける眼差しかい?
ま、そんな顔も可愛いけどさ。
「いや、別に、可愛いなーって思って!」
「なっ!ったく翼は・・・」
そう言いながらそっぽを向く俺の彼女。
くっそー、可愛いな。