断罪アリス


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「酷い目にあった……」




アリスさんはぐったりとした様子で、もう何度目になるか分からないその言葉を口にする。




「自業自得だと思うが」




「それは一飛がキレるのは頷ける。俺もキレるぞ、それは」




目の前には理事長と寿永さんがいる。




二人揃ってアリスさんの朝の話を聞いて、一飛さんに同情していた。




あ、何でこの二人が此処にいるのかって?




実は朝ご飯を食べ終えてからアリスさんのスマホに連絡が来て、三人で会うことになった。




それに、何故か俺もアリスさんに無理矢理連れてこられた。






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