Spice‼︎
その夜、ヒロは梨花に背を向けて眠った。
怒ってる訳じゃないが…
なんとなく辛かった。
もともと友達のつもりだった。
愛なんか求めないし、与えたりもしない…
ただ肌を重ねて欲を満たすだけだ。
それでもこの数ヶ月で梨花の同居人となり
数えきれないほどsexした。
希とも別れて…
梨花は大切な存在になった。
sexしても友達でいるのは初めてだった。
ただの友達じゃないけど…彼女でもないから縛ったり縛られたりもしない。
理想の関係だと思ったが
中途半端な自由は自分の気持ちを辛くした。
そんな時に突然、別れたはずの希が訪ねて来た。
「ヒロ…私ね、旦那と別れたの。」
予想もしなかった事が起きて
いつも冷静なヒロの気持ちが大きく乱れた。
「何で?」
「ヒロの事が忘れられなくて…。
それに旦那はヒロと付き合ってたこと
気付いてたみたい。」
「子供は?」
「向こうと親権争ってるけど…私のが不利みたい。」
ヒロは今になって希とやり直すつもりは無かったが
希にバツが付いたのは自分の責任でもある。
「ヒロ…あの子と上手くいってる?」
「…うん。」
明らかにヒロの目が泳いだのを希は見逃さなかった。
「ウソ。あの子…ホントはまだ不倫してた男と繋がってるんでしょ?」
「相手がしつこいだけで…梨花はもう会ってない。」
「そんなのどうなるかわからないでしょ?
ヒロ…私じゃダメかな?」
ヒロは迷っていた。
梨花にいつ捨てられるかわからないし…
希のことは今でも忘れてない。
希とやり直すのもいいかもしれないと思った。
怒ってる訳じゃないが…
なんとなく辛かった。
もともと友達のつもりだった。
愛なんか求めないし、与えたりもしない…
ただ肌を重ねて欲を満たすだけだ。
それでもこの数ヶ月で梨花の同居人となり
数えきれないほどsexした。
希とも別れて…
梨花は大切な存在になった。
sexしても友達でいるのは初めてだった。
ただの友達じゃないけど…彼女でもないから縛ったり縛られたりもしない。
理想の関係だと思ったが
中途半端な自由は自分の気持ちを辛くした。
そんな時に突然、別れたはずの希が訪ねて来た。
「ヒロ…私ね、旦那と別れたの。」
予想もしなかった事が起きて
いつも冷静なヒロの気持ちが大きく乱れた。
「何で?」
「ヒロの事が忘れられなくて…。
それに旦那はヒロと付き合ってたこと
気付いてたみたい。」
「子供は?」
「向こうと親権争ってるけど…私のが不利みたい。」
ヒロは今になって希とやり直すつもりは無かったが
希にバツが付いたのは自分の責任でもある。
「ヒロ…あの子と上手くいってる?」
「…うん。」
明らかにヒロの目が泳いだのを希は見逃さなかった。
「ウソ。あの子…ホントはまだ不倫してた男と繋がってるんでしょ?」
「相手がしつこいだけで…梨花はもう会ってない。」
「そんなのどうなるかわからないでしょ?
ヒロ…私じゃダメかな?」
ヒロは迷っていた。
梨花にいつ捨てられるかわからないし…
希のことは今でも忘れてない。
希とやり直すのもいいかもしれないと思った。