Spice‼︎
「風間との事だけど…お前が思ってる通りだ。
アイツがお前の事好きだって知って…
あのバーに行けって言った。」
わかっていた事だけど認めて欲しくなかった。
「私を充てがって風間くんが社長になるのを妨げるつもりだったんでしょ?」
「充てがうって言い方は悪いけど…
お前も寂しそうだったし…どう見たって風間はお前の好みだろ?
うまく行くだろうと思って…
案の定、お前はヤツとあっさり浮気したじゃないか?
ホントはあの時、お前が風間を受け入れないでくれたらって思ったりもした。」
「嘘ばっかり…」
ようやく店員が注文を取りに来て、話は一旦中断した。
「朝飯まだだろ?」
梨花が頷くと桐原はサンドイッチとエッグベネディクトを注文してくれた。
「ホントは風間と上手く行けばって思ったよ。
俺じゃ梨花を幸せに出来ないし…
いつまでもこんな関係を強いるのはお前の為にならないって思ってな。
風間なら一生お前を幸せにしてくれるだろうと思った。
優しいヤツだし…可哀想なヤツだしな。
アイツもお前も愛に飢えてたから…。
でも思ってた以上にお前は俺の中で大きな存在だった。
お前が本気で風間に惚れたら別れるつもりだったが…
俺の気持ちがコントロール出来なくなってた。
お前はいつも俺を優先してくれたし…可愛くてな。
手放したくなくなった。
正直…お前を風間に会わせた事を後悔してるよ。」
梨花の瞳からいつの間にか涙がポロポロと落ちていた。
アイツがお前の事好きだって知って…
あのバーに行けって言った。」
わかっていた事だけど認めて欲しくなかった。
「私を充てがって風間くんが社長になるのを妨げるつもりだったんでしょ?」
「充てがうって言い方は悪いけど…
お前も寂しそうだったし…どう見たって風間はお前の好みだろ?
うまく行くだろうと思って…
案の定、お前はヤツとあっさり浮気したじゃないか?
ホントはあの時、お前が風間を受け入れないでくれたらって思ったりもした。」
「嘘ばっかり…」
ようやく店員が注文を取りに来て、話は一旦中断した。
「朝飯まだだろ?」
梨花が頷くと桐原はサンドイッチとエッグベネディクトを注文してくれた。
「ホントは風間と上手く行けばって思ったよ。
俺じゃ梨花を幸せに出来ないし…
いつまでもこんな関係を強いるのはお前の為にならないって思ってな。
風間なら一生お前を幸せにしてくれるだろうと思った。
優しいヤツだし…可哀想なヤツだしな。
アイツもお前も愛に飢えてたから…。
でも思ってた以上にお前は俺の中で大きな存在だった。
お前が本気で風間に惚れたら別れるつもりだったが…
俺の気持ちがコントロール出来なくなってた。
お前はいつも俺を優先してくれたし…可愛くてな。
手放したくなくなった。
正直…お前を風間に会わせた事を後悔してるよ。」
梨花の瞳からいつの間にか涙がポロポロと落ちていた。