Spice‼︎
桐原と食べる朝食は特別な感じがした。
そんな機会は滅多にないからだ。
しばらくするとエッグベネディクトも来て
梨花はそれも口にした。
「美味しい。桐原部長も食べて。」
「うん。
お前の食べてる時の顔っていいな。
エロくて…。」
「朝から何てこと言うんですか?」
桐原はフッと笑って食べ始める。
「うん、美味いな。」
そう言って梨花に笑いかけた。
その笑顔を見て、梨花はまたときめいてしまう。
「梨花…いい加減戻って来いよ。」
「……。」
「俺が社長になるのが嫌なら…辞めたっていい。
家族と別れろって言うなら別れるよ。」
梨花はそんな事を言う女じゃないと桐原は頭の中で既に計算済みだった。
それでももし、梨花がそう言ったなら…
このまま社長になる事を諦めてもいいと思った。
「そんな事言えないし…言わない。」
「別れる気持ちは変わらないのか?」
「うん。」
梨花は綺麗に食べて
「ごちそうさま。」
と席を立った。
桐原は会計を済ませると
追いかけて梨花の腕を掴んだ。
「梨花…それなら…最後に一度だけ抱かせてくれよ。」
そう言って梨花を強引にホテル連れ込んだ。
逃げようと思えば逃げられたのに…
梨花はそれが出来なかった。
そんな機会は滅多にないからだ。
しばらくするとエッグベネディクトも来て
梨花はそれも口にした。
「美味しい。桐原部長も食べて。」
「うん。
お前の食べてる時の顔っていいな。
エロくて…。」
「朝から何てこと言うんですか?」
桐原はフッと笑って食べ始める。
「うん、美味いな。」
そう言って梨花に笑いかけた。
その笑顔を見て、梨花はまたときめいてしまう。
「梨花…いい加減戻って来いよ。」
「……。」
「俺が社長になるのが嫌なら…辞めたっていい。
家族と別れろって言うなら別れるよ。」
梨花はそんな事を言う女じゃないと桐原は頭の中で既に計算済みだった。
それでももし、梨花がそう言ったなら…
このまま社長になる事を諦めてもいいと思った。
「そんな事言えないし…言わない。」
「別れる気持ちは変わらないのか?」
「うん。」
梨花は綺麗に食べて
「ごちそうさま。」
と席を立った。
桐原は会計を済ませると
追いかけて梨花の腕を掴んだ。
「梨花…それなら…最後に一度だけ抱かせてくれよ。」
そう言って梨花を強引にホテル連れ込んだ。
逃げようと思えば逃げられたのに…
梨花はそれが出来なかった。