Spice‼︎
梨花は海外出張から戻った土方に
ランチに誘われた。
もちろん断ろうと思っていたが
仕事の話があると言われ仕方なく付いて行った。
会社の近くのレストランだが、
金額が高いので社員がここでランチを食べる事は滅多にない。
たまに重役が来るが、
コッテリしたイタリアンなので年配の重役はほとんどこない。
「仕事の話しって何ですか?」
「秋から上海に行かないか?」
「え?私が?」
「もちろん俺も一緒だ。
向こうで大きなプロジェクトがある。
そう遠くないから日本にも時々帰ってこられるさ。
それにお前のキャリアにもハクがつくだろ?
どうだ?」
梨花は自信がなかった。
中国語もわからないし、ついて行っても足手まといになるとしか思えなかった。
「少し考えてもいいですか?」
「言葉の事なら心配するな。
俺がいるし、通訳出来る奴は向こうに沢山いる。
日常会話くらい行くまで少し勉強すれば何とかなるさ。」
「言葉もわからないのに私に何が出来るの?」
「やる事は山のようにある。
梨花は数字が得意分野だろ?
俺はお前の力が必要だと思ってる。」
「でも…」
「それとも俺と行くのが嫌なのか?
安心しろ。
今回はプロポーズするわけじゃない。
あくまで仕事だから。」
梨花はかなり悩んだが
全部クリアにしてちがう土地へ行くのもいいかもしれないと思った。
ランチに誘われた。
もちろん断ろうと思っていたが
仕事の話があると言われ仕方なく付いて行った。
会社の近くのレストランだが、
金額が高いので社員がここでランチを食べる事は滅多にない。
たまに重役が来るが、
コッテリしたイタリアンなので年配の重役はほとんどこない。
「仕事の話しって何ですか?」
「秋から上海に行かないか?」
「え?私が?」
「もちろん俺も一緒だ。
向こうで大きなプロジェクトがある。
そう遠くないから日本にも時々帰ってこられるさ。
それにお前のキャリアにもハクがつくだろ?
どうだ?」
梨花は自信がなかった。
中国語もわからないし、ついて行っても足手まといになるとしか思えなかった。
「少し考えてもいいですか?」
「言葉の事なら心配するな。
俺がいるし、通訳出来る奴は向こうに沢山いる。
日常会話くらい行くまで少し勉強すれば何とかなるさ。」
「言葉もわからないのに私に何が出来るの?」
「やる事は山のようにある。
梨花は数字が得意分野だろ?
俺はお前の力が必要だと思ってる。」
「でも…」
「それとも俺と行くのが嫌なのか?
安心しろ。
今回はプロポーズするわけじゃない。
あくまで仕事だから。」
梨花はかなり悩んだが
全部クリアにしてちがう土地へ行くのもいいかもしれないと思った。