Spice‼︎
次の夜も梨花はバーに寄って帰宅した。
風間の居ないベッドは広く感じて
何度も電話をしようとスマートフォンを手に取るけど
結局、風間に連絡出来ないでいる。
(さすがに毎日はマズイよね。)
梨花は浴槽にお湯を張り、
ゆっくりお風呂に浸かって疲れを取ろうと思った。
雑誌とスマートフォンとミネラルウォーターを持ち込んで半身浴をする。
その時、電話が鳴って梨花は急いで電話の相手を見た。
電話は風間ではなく茉美からだった。
少しガッカリしながら電話を取った。
「もしもし?先輩?」
「どうしたの?こんな時間に…」
「今日、風間さんとデートしたんです。」
梨花はそれを聞いて胸が痛んだが、
冷静に電話を続ける。
「それで?」
「それが…全然楽しくないんです。
風間さん、電話ばっかり気にしてるし…
食事だけで帰ったんです。」
「キスとかはもうした?」
梨花は恐る恐る聞いてみる。
「いえ、全然。
奥手なのかスキンシップはサッパリなんです。
風間さん私のこと好きじゃないみたい。」
奥手なんて言われると吹き出しそうになる。
それでも風間が茉美と何もしていなくてホッとする。
「これって付き合ってるって言えませんよね?
私より先輩のがよっぽど仲良しみたいじゃないですか?」
茉美が泣いてるのが電話口からでも伝わってくる。
「茉美ちゃんのこと大切に思ってるんじゃない?」
梨花は決して別れろとは言わずに
二人が別れないようにアドバイスする。
茉美が居ないと突き進んでしまいそうで怖かったからだ。
そして茉美からの電話を切ると
風間に連絡した。
「梨花さん?」
「少し話せる…かな?」
「わかりました。すぐそっちに行きますね。」
そして風間はすぐにやって来た。
風間の居ないベッドは広く感じて
何度も電話をしようとスマートフォンを手に取るけど
結局、風間に連絡出来ないでいる。
(さすがに毎日はマズイよね。)
梨花は浴槽にお湯を張り、
ゆっくりお風呂に浸かって疲れを取ろうと思った。
雑誌とスマートフォンとミネラルウォーターを持ち込んで半身浴をする。
その時、電話が鳴って梨花は急いで電話の相手を見た。
電話は風間ではなく茉美からだった。
少しガッカリしながら電話を取った。
「もしもし?先輩?」
「どうしたの?こんな時間に…」
「今日、風間さんとデートしたんです。」
梨花はそれを聞いて胸が痛んだが、
冷静に電話を続ける。
「それで?」
「それが…全然楽しくないんです。
風間さん、電話ばっかり気にしてるし…
食事だけで帰ったんです。」
「キスとかはもうした?」
梨花は恐る恐る聞いてみる。
「いえ、全然。
奥手なのかスキンシップはサッパリなんです。
風間さん私のこと好きじゃないみたい。」
奥手なんて言われると吹き出しそうになる。
それでも風間が茉美と何もしていなくてホッとする。
「これって付き合ってるって言えませんよね?
私より先輩のがよっぽど仲良しみたいじゃないですか?」
茉美が泣いてるのが電話口からでも伝わってくる。
「茉美ちゃんのこと大切に思ってるんじゃない?」
梨花は決して別れろとは言わずに
二人が別れないようにアドバイスする。
茉美が居ないと突き進んでしまいそうで怖かったからだ。
そして茉美からの電話を切ると
風間に連絡した。
「梨花さん?」
「少し話せる…かな?」
「わかりました。すぐそっちに行きますね。」
そして風間はすぐにやって来た。