Spice‼︎
そして次の日、
梨花は風間と熱海に出かけた。
「車のが良くないですか?」
風間は言ったが梨花は電車でゆっくりと旅行気分を味わいたいと言った。
「こんなに風間くんの休日を独り占めして良いのかな?
茉美ちゃんは怒ったりしないの?」
「彼女は梨花さんと違って友達が沢山いますからね。
休日はそれなりに忙しいんですよ。」
「でも彼氏とデートできないって悲しいんじゃない?」
「だからたまに遊びに行ってるじゃないですか?」
「茉美ちゃんともうキスくらいはした?」
「どうですかね?」
梨花は知ってる。
この前茉美が風間に自分からキスしたと言ってた。
その日は梨花が桐原に抱かれた日だった。
梨花は新幹線には乗らずにゆっくり行こうと言った。
風間は熱海行きの東海道線の乗車券とグリーン車のチケットを買った。
駅弁とお茶を買おうとすると
梨花がビールをレジに持ってきた。
「もう飲むんですか?」
「良いでしょ?」
そして駅のホームで電車が来るのを待つ。
その姿を少し先のホームからずっと目で追われてるとは思いもしなかった。
「茉美?どうしたの?」
「え?あ、知り合いに似てたから。」
同じホームで友達と電車を待っていた茉美が見たのは
梨花と手を繋いで微笑む風間の姿だった。
梨花は風間と熱海に出かけた。
「車のが良くないですか?」
風間は言ったが梨花は電車でゆっくりと旅行気分を味わいたいと言った。
「こんなに風間くんの休日を独り占めして良いのかな?
茉美ちゃんは怒ったりしないの?」
「彼女は梨花さんと違って友達が沢山いますからね。
休日はそれなりに忙しいんですよ。」
「でも彼氏とデートできないって悲しいんじゃない?」
「だからたまに遊びに行ってるじゃないですか?」
「茉美ちゃんともうキスくらいはした?」
「どうですかね?」
梨花は知ってる。
この前茉美が風間に自分からキスしたと言ってた。
その日は梨花が桐原に抱かれた日だった。
梨花は新幹線には乗らずにゆっくり行こうと言った。
風間は熱海行きの東海道線の乗車券とグリーン車のチケットを買った。
駅弁とお茶を買おうとすると
梨花がビールをレジに持ってきた。
「もう飲むんですか?」
「良いでしょ?」
そして駅のホームで電車が来るのを待つ。
その姿を少し先のホームからずっと目で追われてるとは思いもしなかった。
「茉美?どうしたの?」
「え?あ、知り合いに似てたから。」
同じホームで友達と電車を待っていた茉美が見たのは
梨花と手を繋いで微笑む風間の姿だった。