Spice‼︎
明け方までDVDを観ていて
昼すぎまで寝ていた梨花は桐原からの着信音で起こされて電話に出た。
寝起きの梨花の耳に受話器から桐原の愛しい声が聞こえた。
「ん?寝てた。」
「誰と?」
「一人でだけど…」
「添い寝しに行こうか?」
梨花の胸がトクンと跳ねるように疼く。
「桐原次長がここに?」
「たまには部屋に招待しろよ。」
何かが違うとその時感じた。
「それは契約違反でしょ。
お互い私生活には干渉しないようにしたいから
私の生活してる場所には踏み込まないって…」
桐原は梨花を抱くだけでは物足りなくなった。
風間のように梨花の生活に入り込まないと
梨花を取られてしまう気がした。
「お前のベッドでsexしたくなった。」
「どうして急に?
今は危険でしょ?風間くんの行動が監視されてるから
桐原次長がとばっちり受けるかもしれないでしょ?」
「なら風間とは会わなきゃいい。」
そんなことを言う桐原は初めてで
梨花は戸惑った。
「どうしたんですか?
今日は少しおかしいですよ。
らしくないです。」
桐原も何故自分がそうなったのかわからない。
離婚する気もないし、
梨花を縛るつもりもなかった。
風間と3人でいいバランスを保っていたはずなのに
なぜか風間に全てを持って行かれそうな気がした。
「らしくないって…?
俺らしいってどういう感じなんだ?」
梨花は少し戸惑ってしまう。
「いつもはもっと冷めてるでしょ?
遊びだって割り切ってるって言うか…」
「お前は?お前はどうなんだ?」
「私?」
「そうだ。お前にとって風間はどんな存在なんだ?
俺とは遊びで…風間は何だ?」
梨花自身もよくわからなくて
どう答えていいのかわからなかった。
昼すぎまで寝ていた梨花は桐原からの着信音で起こされて電話に出た。
寝起きの梨花の耳に受話器から桐原の愛しい声が聞こえた。
「ん?寝てた。」
「誰と?」
「一人でだけど…」
「添い寝しに行こうか?」
梨花の胸がトクンと跳ねるように疼く。
「桐原次長がここに?」
「たまには部屋に招待しろよ。」
何かが違うとその時感じた。
「それは契約違反でしょ。
お互い私生活には干渉しないようにしたいから
私の生活してる場所には踏み込まないって…」
桐原は梨花を抱くだけでは物足りなくなった。
風間のように梨花の生活に入り込まないと
梨花を取られてしまう気がした。
「お前のベッドでsexしたくなった。」
「どうして急に?
今は危険でしょ?風間くんの行動が監視されてるから
桐原次長がとばっちり受けるかもしれないでしょ?」
「なら風間とは会わなきゃいい。」
そんなことを言う桐原は初めてで
梨花は戸惑った。
「どうしたんですか?
今日は少しおかしいですよ。
らしくないです。」
桐原も何故自分がそうなったのかわからない。
離婚する気もないし、
梨花を縛るつもりもなかった。
風間と3人でいいバランスを保っていたはずなのに
なぜか風間に全てを持って行かれそうな気がした。
「らしくないって…?
俺らしいってどういう感じなんだ?」
梨花は少し戸惑ってしまう。
「いつもはもっと冷めてるでしょ?
遊びだって割り切ってるって言うか…」
「お前は?お前はどうなんだ?」
「私?」
「そうだ。お前にとって風間はどんな存在なんだ?
俺とは遊びで…風間は何だ?」
梨花自身もよくわからなくて
どう答えていいのかわからなかった。