鶫さんはこんなひと
秘書課A嬢は聞いて無いよ的な表情をしている。
この際フラフラとつまみ食いをしてしまった事には、不問に処そう。自分も女同士の付き合いの方や、地元の友達と久々に会って、遊びまくっていてほったらかしだったと自覚しているのだ。
ちょうど今使っている財布がくたびれてきたので、それで許してやるか。
営業課B嬢はそう思っていた。
…ところが。
「ええっ?俺Bと付き合おうよなんて話、した?」
「はあっ?!」
開いた口が塞がらないとはこの事だ。
浮気がバレて慌てふためく様子を冷ややかな目で見つめ、言い訳の一つでも聞いてやるつもりだったのに。
それを傍から見ていたA嬢が苦笑いするのを見てB嬢が爆発。
最初はB嬢が両角主任に食ってかかる様にして、口論となったが、そこにA嬢も参戦。
「勘違いして彼女面してる人ほど、イタいものは無いと思います」
「何ですって?!」
一触即発。(というより既に爆発)
「ごめん!二人とも」
この雰囲気を変えるべく、両角主任が謝罪する。
「元々は俺のいい加減で、はっきりしない態度が悪かったんだ」
ここまでは良かった。
この際フラフラとつまみ食いをしてしまった事には、不問に処そう。自分も女同士の付き合いの方や、地元の友達と久々に会って、遊びまくっていてほったらかしだったと自覚しているのだ。
ちょうど今使っている財布がくたびれてきたので、それで許してやるか。
営業課B嬢はそう思っていた。
…ところが。
「ええっ?俺Bと付き合おうよなんて話、した?」
「はあっ?!」
開いた口が塞がらないとはこの事だ。
浮気がバレて慌てふためく様子を冷ややかな目で見つめ、言い訳の一つでも聞いてやるつもりだったのに。
それを傍から見ていたA嬢が苦笑いするのを見てB嬢が爆発。
最初はB嬢が両角主任に食ってかかる様にして、口論となったが、そこにA嬢も参戦。
「勘違いして彼女面してる人ほど、イタいものは無いと思います」
「何ですって?!」
一触即発。(というより既に爆発)
「ごめん!二人とも」
この雰囲気を変えるべく、両角主任が謝罪する。
「元々は俺のいい加減で、はっきりしない態度が悪かったんだ」
ここまでは良かった。