涙の駆ける空





とは言いつつも、最近、深菜たちと間が空いてるのはいくら鈍感な私でもわかった。


…はぁ。



もう、夕方か。朝から毎日最近はしんどくて時が過ぎるのが早くて。



何で皆変わっちゃったんだろう…


違うんだ。変わったんじゃない。


皆は元々こうで、きっとそこに異色の私がはいってきただけなんだ。そしてはじめて深菜たちの本当を見ただけ。


…ただそれだけ…。



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