涙の駆ける空
今、
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「ねぇソフトクリームたべよー!」
「いいねいいねっ」
スカートを短くしたどこかの高校生たちがはしゃいでいる。
なんだか、毎日ひとりがもう当たり前になってきていた。
1ヶ月も立てば以外とこんなもんで。
空には夕日が出ていた。
「夢」
普段小説なんて興味ないのにふとそこの本屋さんの小説が目についた。
"幸せは人を蹴落とすこと、人より優越感を得るもの、それが現代ならそれに乗るしかないじゃないか…"
帯にかいてるその言葉は妙にフィクションを飛び越えてきていて。
気がつけばきれいな夕日も沈んで星が瞬いていた。