愛しい君だった




「てんちゃんとはさっき会ったばっかりのに


ずっと前から知ってる気がする」





変な懐かしさ



この正体がわからない






「何言ってんの。

天使と会うの初めてでしょーが。」





そう言って少し振り向きながら


とても切なそうに笑った、てんちゃんを見て



また変な懐かしさを感じた
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