愛しい君だった



「あるよ。この世界の出口。」






この疑問は簡単に答えを教えてくれた







「ほら、時間がないんだ。

早く行くよ。」





そう言って私の手を引くてんちゃん





こんな真っ白な世界で



ましてや、てんちゃんは時計なんて持ってないのに






「時間なんて関係あるの?」






どんどん不思議が深まるばかり



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