怪盗ダイアモンド2
「へー、これがフラペチーノ?」
リオンちゃんが物珍しそうに眺める。
期間限定の容器で、側面に描かれた苺と花の絵が可愛いデザインだ。
リオンちゃんの髪色と同じだし、似合ってる。
「そう、苺と桃とクリームいっぱいの期間限定のやつ。リオンちゃんに合うかなって思って」
「見た目も可愛いね!ありがと〜♡」
「あ、飲む前に撮ろ!最初は一回普通に撮ろっか。さっきインストールしたshowを開いて……」
「こう?」
「そうそう。それでそこの丸いとこタップして撮るの……あぁあ!カメラ逆!そこのカメラマークタップしてインカメにして!」
「こうだね!あ、顔の横に持った方が良いかな?」
「うん、小顔効果もあるし良いんじゃない?」
カシャッ
「出来たー!」
「どれどれ?……お、可愛い。上手く取れてるじゃん!早速Writter上げてみてよ」
「えへへ〜」